くじらすいそう

鯨と申します。特撮や映画など、諸々について書いていきたいです。 Twitter:@Cuzilla0723

場を作っていきたい

僕の呼びかけで集まったメンバーで読書会をしている。

週に1回Zoomを繋いで『人間の学としての倫理学』を購読する。昨日がその第1回だった。

 

メンバーは僕以外に3人、うち1人は別の自主ゼミで知り合った早稲田大学の友人で、他は僕と同じく金沢大学の学生だ。

第1回は滞りなく終わり、より深く内容に踏み込むことができた。いい雰囲気のコミュニティになっていたと思う。

 

早稲田大学の友人に、「金大には面白い人が多いね」と言われた。それはまぁ、そうなんだろうと思う。実際、彼の知っている金大生(和辻の読書会に集まってくれた2人や、自主ゼミに参加している数名)はみんなそれぞれに思考を組み立てることができ、自分自身の意見をもっている。そういう人たちとの会話は飽きることがない。

 

でも同時に、こうも思う。金大生にそのような面白い人が多いと言うよりも、それぞれの「面白さ」(というのはつまり、この場合各々の意見や考え方のこと)を表明できる場が僕の周りにはあったと言うべきなんじゃないか。

 

目の前の人を「面白い人」だと思うためには、その人が「面白い人」であるだけでは不十分で「面白さ」を発現させる場もまた必要になる。僕の周りにはそのような場が多くあるようだ。そして、結構多くの人がそういった場を求めている。自由闊達に意見を述べ、議論をし、知的な体力をもりもりつけていける場所。

僕は残りの大学生活で、この大学にそういうコミュニティを増やしていきたい。それぞれがもっている「面白さ」をただ眠らせてくすぶったままにするのは勿体ない。

みんなで集まってそれぞれに独自の認識の仕方や見解をぶつけ合えるようになったら、どんなに楽しいだろうと思う。

 

和辻の読書会だけでなく、水面下で色々と計画を立てている。僕はあまりちゃんとした人間ではないので上手く運営できるか不安だけど、みんなで楽しくやっていきたい。

計画が形になったらまた知らせます。みんなで集まって楽しくやりましょう。